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【ハセガワ】JT40)1/48 P-47D-25 サンダーボルト

P-47の設計は
出力2,000hpの空冷2重星形18気筒エンジンと
排気タービンを装備するところから始まりました。

1941年5月6日に原型機XP-47Bが初飛行し、
全備重量5,480kgというその機体の大きさに周囲は唖然とし、
最高速663km/hという飛行結果にも驚きました。
しかし初期トラブルも多く発生し、
強度不足や風防が開かなくなったり、
燃料系統にも故障が生じましたが、
米陸軍は、この新型戦闘機を発注し、
171機が生産されました。

1942年末になると200ガロンの落下式タンクが取り付けられる
P-47Cの生産が始まり、
前線に投入されると、行動半径は、大幅に拡大し、
敵地内に深く進入することが可能になりました。

続いて、さらに改良されたP-47Dは、
高度9,200mで697km/hを記録し、
敵戦闘機との性能差をますます広げていきました。

D型の中で、後方視界を改善するため
レザーバックの流線型胴体を廃止して、
水滴型の風防にした機体は、P-47D-25以降のタイプで、
最大速度は若干低下しましたが、
極めてバランスのとれた戦闘機となり、
排気タービン装備と相まって高空から、低空までの、
あらゆる高度で高性能を発揮し、
特に対地攻撃では猛威をふるいました。

《データ》(P-47D-25)
乗員:1名
全幅:12.43m
全長:10.92m
全高:4.17m
翼面積:27.87m2
全備重量:6,623kg
エンジン:P&W R-2800-59
出力:2,300hp
航続距離:949km
最大速度:690km/h
固定武装:12.7mm機銃x8
爆弾:454kg爆弾x2
型番 4967834191402
定価 2,860円(税込)