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【タミヤ】TA78027)1/350 日本重巡洋艦 筑摩

全長=576 mm 写真はキットを組み立て、塗装したものです

【 日本海軍と運命を共にした最後の重巡「筑摩」】 日本海軍が最後に建造した重巡洋艦が筑摩です。2隻が建造された利根型重巡洋艦の2番艦として、太平洋戦争が勃発する直前の昭和14年5月に竣工。主砲の20.3cm連装砲4基をすべて艦の前部に集中配置し、後部には水上偵察機を最大6機搭載できる設備を持つという、砲戦能力と索敵能力を両立させた、当時としては画期的なレイアウトが特徴でした。しかも合理的な船体設計により最大35ノットの高速力と長大な航続距離を実現。優れた索敵能力と機動性が着目され、姉妹艦の利根とともに空母機動部隊に編入されました。昭和16年12月の真珠湾攻撃では、筑摩の搭載水偵が攻撃隊に先行して真珠湾を詳細に偵察、作戦を成功に導きました。それに続くミッドウェー海戦やマリアナ沖海戦などでも艦隊の眼として奮戦。そして昭和19年10月のレイテ沖海戦では、栗田艦隊の先鋒としてアメリカ護衛空母ガンビア・ベイの撃沈に貢献したものの、追撃作戦中に米艦載機の雷撃を受けてサマール島沖で失われました。

【 筑摩 主要要目 】 ●基準排水量:11,200トン ●全長:201.6m ●出力:152,000馬力 ●速力:35ノット ●兵装:20.3cm連装砲4基、12.7cm連装高角砲4基、61cm3連装魚雷発射管4基、25mm連装機銃6基 ●艦載機:九五式水上偵察機、九四式二号水上偵察機

【 模型要目 】 日本重巡洋艦 筑摩のプラスチックモデル組み立てキットです。★1/350スケール、全長576mm、全幅71mm。機能美の集大成といわれる精悍な姿を竣工時の仕様でモデル化。★対空機銃やレーダー、艦橋の防空指揮所や遮風装置、各部の待機所などが増設される前の姿を忠実に再現。★煙突後部の遮熱板や魚雷発射管の開口部の波よけ、後部甲板のレールや装填演習砲なども竣工時の姿を余すことなく再現。★筑摩の特徴である、利根とは位置の異なる信号燈や高さの違う方位測定儀用空中線を再現するためのパーツを用意。★船体や甲板などは補強フレームパーツにビス止めすることで確実に組み立てられます。★主砲塔はパネルラインに加え、放熱スリットまで繊細なモールドで表現。★前後マストなどは折れにくいABS樹脂を採用。★艦橋窓と探照燈のレンズは透明パーツ。★アンカーチェーンとプロペラシャフトは金属製。★艦載機として九五式水上偵察機と九四式二号水上偵察機をセット。飛行状態展示用のスタンドも付属。★メタル調の銘板シールが付いた展示台座を用意。
型番 4950344780273
定価 12,100円(税込)