福岡のプラモデル専門店 ホビーボックス

生誕50周年1/72F-15イーグル/1972年６月26日、マクダネルダグラスのセントルイス工場において、アメリカ空軍期待の最新鋭制空戦闘機・F-15イーグルの試作１号機（YF-15A-1-MC/71-0280）がロールアウトした。その後、C-5輸送機に積まれエドワード空軍基地に空輸、７月27日、初飛行に成功した。複座機２機を含む試作機／全規模開発機が20機製造され、マクダネルダグラスとアメリカ空軍合同の統合試験部隊によって２年にわたり、様々な試験、評価作業が行なわれた。

そして量産型のF-15Aの部隊配備は1974年11月に始まった。この実機の部隊配備の半年前の1974年５月、「第13回静岡プラホビー見本市」のハセガワ・ブースにおいて、世界に先駆けて「1/72F-15イーグル」のプラキット化が発表され、７月に発売となった。この年にはこれに続き、本国アメリカのレベル、モノグラムからも「1/72F-15イーグル」のキットがリリースされ、F-15イーグルにとっての1974年は記念すべき年になった。

それから50年の月日が流れ、F-15イーグルは実機も1/72キットも進化を遂げ、今なお現役であり、モデラーたちの注目の的なのである。飛行機模型スペシャルNo.44では、1/72スケールF-15イーグルのキット化50周年を記念して、最初のハセガワのキットから最新のファインモールドのキットまで、それぞれの年代を代表するキットたちを作ってみます。